| 事例企業のうち、『池内タオル』は取材途中で主要取引先の不渡りから民事再生の道を選ぶことになりました。しかし、ITを積極的に活用した経営革新を進めていたために、劇的な再生を遂げることができました。そういう大事件を間近で拝見したこともあり、最も印象深い企業です。 この感動の話を、是非皆様にもお伝え出来れば幸いです。 −ITが新製品開発の資金を生んだ!− 『池内タオル』 |
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どんな人の人生にも最高の時期と最悪な時期があるのでしょうが、目の前にいる池内社長は、まさにその2つの時期を同時に味わっている状況だったのかもしれません。今治のタオル製造業である『池内タオル』を、2003年8月下旬に取材に訪れる予定でした。ところが、その前夜、池内社長から「急用ができて会えない」というメールを受け取ったのです。その日の取材は、テキスタイルデザイナーの壷内氏に応じて頂き、後日、『池内タオル』の東京事務所で池内社長とはお会いしました。 取材のキャンセルを受けたまさにその時、池内タオルの6割の取引を占めていたメイン取引先が不渡りを出したのです。池内社長は、「新しい手を打っていなければ、もう会社経営を止めていただろう」と言います。しかし、焼け落ちた廃墟の中から新芽が顔を出すように、IKTブランドが顔を見せ、育ちつつあったのです。 中略 ピュアな思いだけでは生きていけない、しかし、ITがその原資を稼いでくれた。ピュアな思いをITでお客が支持するようになれば、ピュアな思いだけで生きていけるということを『池内タオル』は示しています。 『池内タオル』はメイン取引先の倒産の後処理として、池内社長個人の判断で民事再生の道を選びました。その成り行きをメールやホームページで公開したところ、「池内は名を捨てIKTという商品を守った」という賞賛のメールが届いたのです。最悪な状況に企業が陥っても、企業コンセプトに共感したサポーターはさらに強く支持してくれるということが、よく分かります。 なお、『池内タオル』の近況ですが、伊勢丹を始め百貨店・専門店など200箇所にIKTの取扱店を広げています。IKTマニアが最も望んでいた一つの販売先の通販生活にも選定され、2004年春号から登場の予定です。また、アメリカでは、NYを代表するインテリアショップのABCカーペットとの取引も始まっています。2003年10月にはNYに社員を送り込み、この本が出版される頃には法人設立されている予定です。すでにIKTの明るい未来は開けているようです。今後の大いなる発展をサポーターのひとりして、お祈りしたいと思います。ガンバレ 池内タオル!! トップページへ
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